
CMB楽曲紹介シリーズ。
前回、みのりんの1stライブツアーである「Contact」ツアーの追加公演のインストである「Change Attack Mode」を紹介しました。
なので、今回は同じく「Contact」ツアーの本公演のインスト「First Contact」を紹介してみようと思います。
First Contactの概要
First Contactは、須藤賢一さんの楽曲。
冒頭にも書きましたが、みのりんにとって最初のライブツアー「Contact」ツアーのインストです。
つまりは、CMBとして記念すべき最初のインストということですね。
追加公演でインストが変更になったため、DVDに収録されなかった楽曲ですが、
ストリングスを追加したアレンジでSing All Loveツアーの2つ目のインストとして使用されました。
First Contactの特徴・聴きどころ!
First Contactは、パーカッションのループからスタート。
そのループにあわせたドラムを繰り返すなか、ギター、ベース、キーボードが奏でるコードサウンドが静かに足されていきます。
ヴァイオリンもコードを彩るメロディとして追加されている感じですね。
続く、この曲のメインメロディ。最初はギター+シンセ、続けてギター+ヴァイオリンが奏でています。
後ろのベースラインや、ヴァイオリンと交代した後のエレピでのバッキングとかも注目です。
そして、各パートのソロへ。
最初はキーボード:ケニーのソロ。
ピッチベンドによる、滑らかなmoogらしいサウンドがいい感じですね。
続けて、ベース:なおやんのソロ。
ベースは全体的に音程高めのところでの演奏。間に挟まれるベース独特の低音が心地いいです。
そして、ヴァイオリン:大先生のソロ。
すごく綺麗なメロディラインのソロ。間に入る、フラジオ奏法での高い音が特徴的です。
続けて、ドラム:ガンちゃんのソロ・・・
ツアーのときは、トリッキーな、拍を見失いそうなソロ!・・・が入ってたんですが、
CMBライブのときは曲の後ろにドラムソロをつなぐ関係なのか、ドラムソロじゃなくなってました。ちょっと残念。
そしてラストにギター:大ちゃんのソロ。
ほかの曲と比較したらおとなしいほうですが、この曲で見ると一番激しいところかも。
後半に向けて盛り上げるソロになっています。
ソロ回しが終わり、再びメインのメロディーへもどって、エンディングへ。
ソロ終わりからラストへ盛り上げ、そのままの勢いで終わるかと思えば、すっとおとなしくなる感じがニクいですね。
全体でテーマを演奏してソロ回ししてメロディーに戻ってくる感じ。
サウンドも全体的におとなしいので、ジャムセッションをきいているときの感覚に近い気がします。
ソロも、基本構成は同じですが、毎度少しずつ違うのでそこに注目して聴いてみるのも面白いかもしれません。
管理人の一言
First Contactは、全体を通して「4/4」で、すごくアダルティなサウンド。
曲としても短めですし、構成もシンプルなので楽譜もあまり長くない気がしますね。
Contactツアーでこの曲を聴いた人の中に、CMBのインストがプログレになっていくことを想像できた人はいたんでしょうか。
個人的には、上でも書きましたが、セッションっぽいイメージの楽曲だと思いました。
・・・というかCMBのメンバーによるセッション聞いてみたいです。すごく楽しそう。