
声優アーティスト・茅原実里のサポートバンド・バックバンドとして結成された「CMB」。
そんなCMBが、多くのファンに認知され、愛され、今年2度目のワンマンライブを実施することになりました。
あくまで個人的な意見になりますが、CMBの魅力は何なのか、考えてみたいと思います。
メンバーが個性的!
ミュージシャンの方は、往々にして個性的な方ばかりだとは思いますが・・・CMBのメンバーもその例に漏れず。
そもそもほかのアーティストのライブなどでは、バンドメンバー紹介は短くまとめられがちですが、
みのりんのライブでは、各メンバーがそれなりに喋ります。
普通のトークもそうですが、お決まりのセリフ、一発ネタのようなものがある人もいたりします。
ファンとしても、「バンドメンバーの演奏がかっこいい!」だけでなく、
どういう人なのか、どういう気持でライブに臨んでいるのかを聞くことができるので、
各メンバーへの思い入れがうまれているんだと思います。
インストがプログレ!!
これは勝手な想像ですが、
CMBの演奏を聴いて、初めて「プログレッシヴ・ロック」を認識した人も多いのではないでしょうか?
普段触れてこなかったジャンルに触れ、その中で繰り広げられるテクニカルなフレーズの数々に魅力を感じている人も少なくないと思います。
もちろん、もともとプログレが大好きな人にとっては、声優アーティストのライブでそういう曲が聴けること自体が魅力になっていると思います。
インストがプログレになっていることの主犯は、ケニーこと、須藤賢一さん(バンドマスター・キーボード)。
アニソンもプログレも好きな人達の中では、劇伴担当するたびに、何かしらのプログレネタを入れてくる、ということで有名だったりもします。
ガンちゃんのドラムソロ!!!
CMBのインスト曲の殆どには、長めのドラムソロコーナーが設けてあります。
ガンちゃんのドラムソロの特徴は、かき回しすぎることなく、
サンバや三三七拍子、PPPH、クラーベなど、比較的ノリやすいリズムをメインに置いている、ということですね。
加えて、(確かアメリカ海軍の人にならったとかいう)スティック回しを、これでもかという程に入れてくるので、
耳で楽しみ、目で楽しめるソロになっています。
とまあ、こんな感じでまとめてみました。
・・・なんか最後にガンタさんだけフィーチャーしちゃってますが、察してください。
もちろん、他にもいろいろな魅力があるのですが、言葉で伝えるのがむずかしい!
これは、サウンドを聴いていただいて、体感していただきたいです。
個人的には須藤さんのB-3(ハモンド・オルガン)が最高にツボです。
ライブに行くか迷っている人は、まずは1stライブの映像を見てみるのがよいと思います。
CMBのライブをみんなで見届けましょう。