CMB楽曲紹介、

今回は、「Minori Chihara Live 2011 Final/Countdown Live 2011-2012」のインスト

Soul of good proportion」を紹介します。

 

Soul of good proportionの概要

Soul of good proportionは、山本直哉さんの楽曲。

「Final / Countdown」のときには映像収録がなかった上、「SOUND MAJESTY」のCDが発売された後のライブ・インストであるため

音源として手に入るのがライブBDのみなんですね。(参考資料が少ない!!!)

 

Soul of good proportionの特徴・聴きどころ!

Soul of good proportionは、冒頭の落ち着いた雰囲気がかなり印象的な楽曲ですね。

シーケンスのドラムループに乗せて、ピアノバッキングが入るわけですが、

それに合わせて、ドラムがキラキラ系のシンバルで応える感じがオシャレなかんじ。

 

Aメロ的な部分では、まず、ベースがメロディを担当。

ベースはやっぱり低音の印象が強いですが、ベースの高音よりの優しい音色は聴いてみるとすごく気持ちがいいものです。

つづいてヴァイオリンがメロディを弾くわけですが、

同じメロディでも、楽器が違うとやはり印象が違って面白いので、注目してみてください。

 

続くセクションは、冒頭の柔らかい感じの印象に比べて、硬めのサウンド。

そして、「4/4」を繰り返しつつ、さりげなく「5/4」が入ってくる変拍子コーナー。

個人的には、変拍子の中で全パートがユニゾンでリフを演奏する部分が、シンプルながらもカッコよくてお気に入り。

 

そして、この曲の一番のポイントといっても過言ではない「ヴァイオリンソロ」。

他のパートの演奏が止まっている中でのソロなので、細かい部分にも注目して聴けるのがうれしいですね。

個人的にはフラジオと重音、あとスピッカート(弓を跳ねさせて連続して弾いてるところ)とか大好きです。

 

ヴァイオリンソロあけは全パートによるソロ回し。

前半おとなしめな感じだったり、直前がヴァイオリンのソロだったのもあいまって、勢いを感じます。

ソロ演奏はアドリブの部分もあると思うので細かい話しするのもアレなのですが、

なおやんがベースにほとんど触れず、エフェクターのみで表現しきったベース・ソロは面白かったです。

 

ソロあけは、冒頭のようなバラード系に落ち着けてエンディング。

ギターとヴァイオリンによるメロディのハーモニーが心地よいです。

 

 

管理人の一言

Soul of good proportionは、冒頭とラストのバラード系のサウンドが印象的な楽曲ですね。

落として上げて落とす感じの構成になってるので、盛り上がるポイントがわかりやすいです。

あと、やっぱりヴァイオリンそろがカッコイイですね。

 

パートのソロのコーナーに限ったことでもないですが、楽器の音に注目して、

あの音どうやって出してるんだろうとか注目してみると、

奥深さにハマってバンドマンへの道を歩むことになると思うので是非どうぞ。