CMB楽曲紹介シリーズ。

今回は、2016年に行われた、みのりんのライブツアー「Innocent Age」のインストを紹介します!!

※CMB 2nd ライブにおいて、「Innocent Age」ツアーのインストの曲名が「feeling of passion」という曲名であることが確認されました!

 

feeling of passionの概要

feeling of passionは、須藤賢一さんの楽曲。

 

SUMMER DREAMは映像収録、やCDの販売がないので、

現在音源が入手可能な一番最新のCMBインスト楽曲だったりします。

 

feeling of passionの特徴・聴きどころ!

feeling of passionは、正直冒頭から衝撃的。

「ラソ♭ミシ」の4音をループするフレーズから始まるんですが、「4/4」かと思いきや、「6/8」(6拍4連という表現でいいんでしょうか)

さらに、その直後のフレーズはアクセントの位置がかなりトリッキー。

完全に翻弄しにかかってる感じがして非常に面白いです。

 

そのまま「6/8」のリズムで演奏が進みます。

間に「4/4」をはさみつつ、ヴァイオリン、ベース、ギターのソロ回し。

こういうソロ回しのところは、ソロの演奏も勿論ですが、後ろのリズムにも注目してみてください。

ソロを邪魔しない様にしつつ、細かく面白い事をやってたりするので、気づけると楽しいですよ!

 

 

そして、再びソロ前のメロディに戻った後、ドラムソロへ。

カウベルとスネアのダブルパラディドルのフレーズから始まり、

ドラムソロでは定番のフレーズをはさみつつ進行。

Innocence Ageツアーの頃に新調した、ロートタムを織り交ぜてみたり、

光るスティックを用いて、スティック回しをやってみたり、いろんな要素が盛り沢山のソロでした。

 

さて、ドラムソロあけ。インスト後半に突入するわけですが、後半は、例の「宇宙をかける少女」の楽曲!

冒頭からラストまで、ほとんど「EX-QT」という楽曲そのもの。個人的に、特にお気にいりの楽曲だったりします。

 

かなりトリッキーなフレーズから始まり、まず印象的なのはクラビネットの軽快なバッキング。

そして、ヴァイオリンが奏でる、疾走感のあるメロディを経て、ベースのスラップソロ、オルガンソロと進んでいきます。

ケニーといえば、このハードロックなオルガンソロ。本当にカッコイイソロが堪能できるので、是非注目してほしいポイントです。

そして、続くはヴァイオリンソロ。

他のパートが低音域でバッキングしている中で、抜ける高音が本当にカッコイイし、気持ちいい。

速弾き系のフレーズも勿論ですが、白玉の音の響きとかにも注目してみてください。

 

ヴァイオリンソロあけは、再びメロディにもどり、冒頭のトリッキーなフレーズでシメ!

終わり方も超カッコイイです!

 

管理人の一言

feeling of passionは、トリッキーに次ぐトリッキー。

「4/4」や「6/8」という一般的な拍子なのに、

休符が入ったりシンコペーションしたりすることでメチャクチャ複雑になるのが面白いですね。

前半の「6/8」から「4/4」になるところ、初めて聴いた時は一瞬「4/4」が変拍子に聴こえてしまいました。恐ろしい。

 

余談ですが、この曲の後半、そらかけの「EX-QT」そのものだ!という話をしましたが、

実は更に元ネタがあって、

Niacinというバンドの「Barbarian & The Gate」の冒頭のフレーズのオマージュになっています。

OrganikっていうCDに入ってるので、余裕がある人は是非一度聴いてみてください。