
これから、少しずつですが、CMBのバンドメンバーを紹介して行こうと思っています。
7月に行われる「CMB 2nd Live ~One Night’s Legend~」に参加するメンバーはもちろんですが、
これまでにCMBに参加したミュージシャンについては、出来る限り紹介して見ようと思います。
で、今回はその1回目。CMBを語るのであれば、やはりこの人から。
ということで、最初に紹介するのは、キーボード:須藤賢一(ケニー)さんです。
茅原実里ライブとの関わり
ケニーは皆さん御存知の通り、茅原実里のバックバンドの初期メンバーの一人。
当時からバンドマスターとして、茅原実里ライブのサウンドをまとめあげています。
メンバー入れ替えが行われ、不在の期間が数年ありましたが、その後メンバーに復帰しました。
演奏スタイル
ケニーといえば、やはり印象的なのが巨大なキーボード基地。
一部のミュージシャンの間ではペンタゴンなどと呼ばれているそうです。
中央の「Hammond Organ B-3」を始めとして、
シンセの名機「Kurzweil K2600X」や,エレピの代名詞「Wurlitzer 200A」などなど。
昔よりもデジタルシンセのサウンドや性能がよくなり、少ないキーボードですませるプレイヤーも少なくない中、
ビンテージキーボードを巧みに操り、楽曲を彩るケニーの演奏は目を見張るものがあります。
そして、茅原実里のライブではコーラスとしても参加しています。
バンドマスターとして、音に厚みがほしいと思った時に、ご自分の判断でハモリをいれているとのこと。
そのため、ケニーのコーラスは、原曲に無いラインを歌っていることもしばしば。
歌がそもそもお上手な上に、音選びも秀逸で、すごく聴き心地がよいです。
個人的な話ですが、ライブでのその印象が頭に残って、CD音源を聴いていてもケニーの声が頭の中で鳴ってしまう曲が多いです。
ほかでの活動など
茅原実里のサポート以外では、影山ヒロノブさんを中心に、様々な方のサポートや楽曲制作をされています。
アニソンカラオケで、かなり好んで歌われるJAM Projectの楽曲「SKILL」も、ケニーが作曲にかかわっている作品だったり。
また、アニメの劇伴(サントラ)の作編曲などもされています。
CMB関連でやはり知っておいて貰いたいのは「宇宙をかける少女」の劇伴。
実はというかなんというか、ケニーが担当しているCMBのインストの元ネタがたくさん詰まっているのです。
それぞれの楽曲については、また近いうちに言及しますが、
事前に知った状態でインストを聴くと、ニヤリとすることができるのでおすすめです。
まとめのようなもの
ケニーこと須藤賢一さんについて紹介してみました。
ライブで「年なんだよ」とぼやきつつも、いつもかっこいいキーボードプレイを見せてくれるケニー。
「CMB 2nd Live ~One Night’s Legend~」ではどんなプレイ、サウンドで楽しませてくれるでしょうか。
余談ですが、ケニー、じつは来年で60歳だったりします。
身体に無理がないように気をつけつつ、長くミュージシャンを続けて貰いたいものです。